映画「聲の形」 まだ評価がありません

聲の形 映画

一躍大ヒットした「君の名は。」とほぼ同時期に放映された、
京都アニメーションが手がけたアニメーション映画。

週刊少年マガジンで連載されて数々の賞に輝き、
知名度もあがっていたこともあり
同時放映されていた他の作品に負けることなく
素晴らしい成果を残しています。

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▼目次(タッチで見出しへジャンプ)

あらすじ

始まりは小学生時代。

友達も多くいつでもみんなの中心だった
いたずらっ子の少年、石田将也。

ムードメーカーで、毎日をどう楽しく過ごすか考えていたころ、
学校に転校生の少女、西宮硝子がやってくる。

彼女との出会いがきっかけで、今までの生活が一変し、
そのまま5年の月日が経過する。

別々の場所で育っていった将也と硝子はとあるきっかけで再開し、
一変してしまった生活を取り戻すように自分や相手と向き合ってゆく物語。

評価・感想

2016年9月17日に全国ロードショーされた作品です。

この作品を知ったのはCMで
少女がベランダの柵の上に浴衣姿で立っているシーンが
多く使われていたので、主人公は少女なのだと思っていました。

恋愛要素があるのも知っていたので、
ベタな展開を予想していたのですが、
始まりからなかなかリアリティがありました。

いいのか悪いのか、嫌な意味で、心が苦しくなりました。

この物語のタイトルのどおり、話の内容は
声に関する物語で、耳の聞こえない少女が
いろんな形で声を伝えようとするのですが
まぁ、うまくいかない。

さらにはリアルないじめのシーンや、学校の先生の対応、
幼いころには分からない物の価値や値段が
容易に想像できるので、何かと腹が立ちます。

正直、見ていてあまり気持ちのいいものではありません。

映画が始まってすぐ、涙が溢れてきました。

主人公はというと、少女と出会ってからのトラウマから
全く前に進めずにいるので、「早く行けよ!」
なんて、思ってしまうことも多々ありました。

主人公の家族や友人など、一見、登場人物が多いように思えるのですが、
見終わると不思議と全キャラクターを覚えていました。

そして、この物語のいいところは、登場人物一人一人の個性が
素直に表現されている
ところです。

共感できるシーンがとても多く、
感情移入しやすい作品なので、のめり込んでしまいますし、
観客を飽きさせないような、アニメらしい笑える要素もあって、
応援したくもなるし、泣き叫びたくもなるし、
みんなの気持ちがわかって、ちくいち心が動きます。

だいたい、こういったアニメーションや映画なんてものは
少し回想シーンがあって、よくわからないままに10年後に
とんでしまったり、簡単な前置きのあと全く話が変わったりなんてことが
よくありますが、この作品に関してはそういうことはありません。

小学生時代の描写もじっくりと長めにとられていて、だからこそ
5年後の世界にシーンが変わってしまっても変わらず登場人物や
その場面に共感します。

恋愛シーンもあるので、純粋にときめくこともありますが、
話の内容的には障害や人間関係を、
最後まで考えさせられる、若い子にも
子持ちの両親にも見て欲しいお話です。

そういえば、この映画の主人公の声優をしている入野自由さんは
最近よくみかけることが多くなりましたね。

有名なもので言えば「千と千尋の神隠し」でハク役をしていました。

同じように泣けるアニメーション映画に
「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」
という作品があるのですが、その中でも
主人公役を演じていらっしゃいました。

今回の作品でも素晴らしい表現力で役を演じきっており、
どこか臆病だけど、本当は強い心をもっている役が似合っていました。

私は、友人と聲の形を見に行ったのですが、映画が終わってからも
煮え切らない感情をぶつけあうように映画の登場キャラに対して
あいつはどうだ~とか、あいつはこうだった~
なんて悪口を言い合ってしまいましたよ。

映像もとても綺麗で、主題歌にaikoさんの「恋をしたのは」が
使われており、街中で聞くたびに、また見たい気持ちになりました。

この映画に五段階評価をつけるなら、星5つ

恋愛ものの映画が苦手な人も結構いると思うんです。

正直、私も苦手なほうでした。

恋愛ものよりも、洋画のコメディやアクションものの方が大好きだからです。

でもこの作品は、恋愛を重視しているのではなく、一人一人の感情や
人間性、この時代で生きるということの難しさなんてものを表現しています。

恋愛ものが苦手な友人にも紹介しましたが、また見たいと言ってくれました。

もう一度最初から見ることで、登場するキャラクターに対するイメージが
変わってくると思います。

何十年も生き抜いてきた方には、鼻で笑ってしまうような
小さな悩みかもしれませんが、現代にあった、現代らしい若者の生き方や
青春を是非ごらんください。

そして、もし、一人ではなく誰かと見に行ったのなら
出てきた登場人物に対する思いや言いたいことを言い合ってください。

あなたがいろんな感情の渦にのみこまれますように。

読者さんの評判・口コミ

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