映画「サガン-悲しみよ こんにちは-」 まだ評価がありません

サガン 悲しみよこんにちは

処女作「悲しみよ こんにちは」が世界的ベストセラーとなり、
この上ない富と名声を18歳という若さで得たフランソワーズ・サガン。

そんな彼女の波乱万丈の人生を最高のスキャンダルとして描かれる。

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サガンのあらすじ

デビュー作「悲しみよ こんにちは」が世界的ベストセラーとなり、弱冠18歳で富と名誉を手にした作家フランソワーズ・サガンの波乱万丈な人生を描いた伝記映画。

「エディット・ピアフ/愛の賛歌」のシルビー・テステューが自由奔放なサガンを好演している。

気ままで贅沢な暮らしを謳歌するサガンだったが、恋愛や結婚はトラブル続きで、傷心を紛らわすための酒と浪費が増大していく……。

◆引用:映画.com

サガンの評価・感想

若くして莫大な富と名誉を手にしてしまった少女の人生。

キーワードは“手にしてしまった”

誰もが羨むであろう、その名声。

では、なぜそんな言葉を、初っ端で発しているのか。

それは、彼女の人生そのものが表しています。

フランスのどこにでもいる普通の18歳の女性が
自分の好きな小説を書いて、それがいきなり世界的ベストセラーに…

いやー、羨ましい限りです!笑

自分が高校生の時に何をしていたかって、
正直、何も考えていなかったですよ。

何となく、目的もなく大学に進学しようかなって。

夢も希望も持てなくて、ただ、ダラダラと毎日を過ごしていた。

    
でも、彼女は違いました。
    
どこにでもいる普通の18歳だった
フランソワーズ・サガン(Francoise Sagan)。

処女作である『悲しみよ こんにちは』が世界的ベストセラーに…

という何とも羨ましいシンデレラストーリー。
    
しかもその内容というのが、本当に18歳が書いたの?
と疑いたくなるくらい、文学的には「大人」なもの。

世界的ベストセラーなので、当然お金が入ってきます。

半端ない額だと思います、それが一般家庭で育った
普通の18歳の手元に、ある日突然入ってくるわけです。

想像してみてください。

あなたの手元に使っても使い切れないくらいの
お金が入ってきたら、どうしますか?

当然、使いますよね?

それも、贅沢な使い方をしますよね?

だっていくら使ってもなくなっていかないのだったら、
誰もがそうすると思います。

超がつくほどケチと言われている私でもそうします!笑

そう、サガン自身もあなたや私と一緒だったのです。

小説を書く傍ら、自由奔放で贅沢な暮らしをしていたのです。

羨ましい限り!

でも一歩踏み違えば人間って面白いもので壊れていってしまう…

壊れていく根本にあるもの

“欲”

人間は果てない欲を持つ生き物。

「欲がないヤツはダメよ、でも自分の中ある1番の敵は欲なんだ!」
by.矢沢永吉

その通りですよね。

欲しいものが手に入れば、また、次に欲しいものがでてくる、
そしてまた次のが…その繰り返し。

その欲が上手く満たされない時、人はどうするのか?

-アルコールとドラッグ-

サガンはこのふたつに溺れました

何度も入院をして、彼女の身体を蝕んでいくのです。

それでも、自分の人生を変えた執筆業は意地でもしがみ付いていく。

それはそうです。

18歳で、自分の才能は世の中に必要とされているのだと
味を占めてしまったのですから、止めることは中々出来ません。

でも世間は本人が思っているよりも変化に敏感。

ダメになった人の作品を読む人は圧倒的に少なくなっていきました。

人生のほとんどが落ち着いていなかったらしく、
晩年は借金と薬の後遺症に苦しめられたそう。

まさに、悲しみよ こんにちは。

自身の人生を大きく変えたものが、
その人生を象徴するものだったサガン。

そんなサガンを演じるのは、フランスの実力派女優、
シルヴィー・テステュー(Sylvie Testud)

個人的に好きな女優さんです。

役づくりがホントに上手い女優さんだなと観る度、
つくづく感じさせてくれます。

ある作品では、殆ど話すことのない静かな女性の役。

かと思ったら、また別の作品では饒舌な人の人生を演じている。

でもこの映画って見ていて物凄く感じたことなのですが、
女優さんとかにも相通ずるものがあるのでしょうね、
一躍トップスターになったら生活とかガラッと変わる。

そんな人生の転機いつかは迎えてみたものですね笑

そんなフランソワーズ・サガンの人生を描いた映画、
彼女の生活が羨ましいのかそうでないかはこれから
観て頂くあなた次第だと思います!

この映画はそんな所にも注目しつつ、私が大好きな女優、
シルヴィー・テステューの演技力にも、ひとつ注目して観て頂きたいです!

個人的評価は、4.6

どれだけ富と名声を手に入れても、それの使い方によっては
意味がなくなってしまう。

そんなことを暗に教えてくれる作品。

1人の女性の壮絶な人生を描いた映画、あなたにオススメ!!

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