映画「人生の特等席」 まだ評価がありません

人生の特等席

17年間クリント・イーストウッドから
じかに映画制作を学んだロバート・ロレンツが監督を務め、
イーストウッドが主演を務めた感動の話題作。

人生の特等席のあらすじ

ガス(クリント・イーストウッド)は長年大リーグの名スカウトとして腕を振るってきたが、ここのところ年のせいで視力が弱ってきていた。
それでもまったく引退する素振りを見せない彼に、チームは疑いの目を向ける。
窮地に陥った父親に救いの手を差し伸べたのは、あまり関係が良好とはいえない娘のミッキー(エイミー・アダムス)だった。

◆引用:Yahoo!映画

人生の特等席の評価・感想

大変ですよね、スカウトっていう仕事。

遡ること小学3年生くらいだから、
かれこれ15年程プロ野球を観続けているんですけど、
毎年沢山の新人選手が入ってくるわけじゃないですか。

私自身、プロ野球のみならず、
アマチュアも割とチェックしているので、
どの球団が誰を指名するんだろうとか考えるんですね。

あの選手は指名されるのかなとか。

何年か前に甲子園で活躍した選手が今年はプロ志望届出しているなとか。

でも結局は有名な選手しか追えていないわけで、
ドラフトになって初めて聞く選手とか出てくるんですよ。

見ているこっちとしても、偉そうですけど、
どうしても彼らに対して疑ってかかる。

誰もプロで活躍しない限りは安心なんて出来ない。

あの大谷選手だって、入団した当初は多くの評論家から
二刀流なんて無謀だなんてこと言われていた。

でも実際、彼はそれで成功しているわけで。

毎年、何十人というニューフェイスが球界という門を叩くわけですが、
その中で10年後もプロを続けることの出来る人はほんの一握り。

1位指名されたとしても、1軍の試合に出場せずに
プロの世界から去っていくなんて人を何人も見てきました。

オフシーズンになると必ずチェックしてしまうのが、自由契約選手。

“あぁこの人もついに”

なんてことを思いながら。

アマチュア時代から知っている選手であれば尚更で、
結果を残してナンボの世界ですけど、それでも悲しくなってしまう。

それより辛いのはスカウトマン。

年中野球漬けですよ。

地方大会から全国大会まで。

必要あらば、学校・企業に赴いて、
狙っている選手をチェックする。

追い続けて、球団にかけあって、ドラフトで指名されて、
複数団と競合になることもあって、下手すれば断られることもしばしば。

そんな世界。

こいつならチームを引っ張っていってくれる存在になる。

そんな期待を込めて、そして選手自身もそれに応えようと入団する。

でもやっぱり甘くない世界。

どれだけ鳴り物入りで入団しても、
どれだけファンから応援されようが、
結果がダメなら結局はそれまで。

スター選手を発掘するのって簡単なことじゃなくて、
全国各地に将来有望って言われる人は五万といるわけで。

そこから厳選するのって実はとてつもなく大変なこと。

作中でもありますが、データだけ見れば凄い選手でも、
それはアマチュアでの結果であってプロでそれが通用するのか。

だからスカウトの観察力って半端じゃないもので、
野球に精通している人でも、彼らには敵わない。

実際、私が通っていた高校の先輩がプロに指名されていました。

高校自体、夏は毎年、県予選で敗退するような弱小校。

その方は大学に行って才能が開花してプロから指名されました。

丁度、私が高校生の頃に指名されたので、間近で見たことがあるんです。

見たらびっくり。

驚くくらいに身体が細い。

この人が本当にプロ野球選手になるのかと。

失礼かもしれないけど、プロの世界はそんなに甘くないと、
その方が活躍出来るとは到底思えませんでした。

しかし、蓋を開けてみたら、その方はプロ野球の世界で大活躍。

やはり、私たち素人には見えない部分がスカウトの方たちには
見えているのだと感心した瞬間でした。

この作品ではそんなスカウトの凄い部分がしっかりと描かれていて、
それは非常に見応えのあるもの。

マニアックな内容はあるものの、野球を知らない人でも楽しめるのかなと。

あとは、ヘタな恋愛映画ではないということ。

確かにこういった作品には恋愛は付き物ですし、あって嫌な感じはしない。

でもたまにそれが物語の邪魔をしてしまったり、
いつの間にか作品の中心にきていたりすることってよくある話。

でもそんな感じには描かれていなかったので、個人的には安心しました。

原題の”Trouble with the Curve”にも
色々な意味が込められているようで好きなのですが、
邦題の”人生の特等席”も珍しく好きです笑

今回主演を務めたクリント・イーストウッドが歳取り過ぎだなとか、
エイミー・アダムスはやはり綺麗だなとか思うことは沢山ありますが…

個人的な評価として5段階評価で星4.5です。

自分の思うように生きること。

それが如何に人生において大切なのかと、この作品で教えてもらいました。

是非、ご覧ください。

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