映画「アンストッパブル」 まだ評価がありません

アンストッパブル

2001年にオハイオ州で起こった、
実際の列車暴走事故を元にしている作品。

「トップ・ガン」や「ビバリーヒルズ・コップ2」などの
ヒット作を送り出してきた、 トニー・スコット監督の遺作となってしまった作品です。

自分の基準では、100点こそ取れないが、
7,80点台の作品をコンスタントに出してくれる監督さんでしたので、
当然、公開初日に劇場にダッシュしました。

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アンストッパブルのあらすじ

ある日、人為的なミスにより最新鋭ディーゼル機関車「777」が、
無人状態のまま フルパワーで走行してしまう。

それだけでも大変な事態なのに「777」には、
大量のディーゼル燃料と溶液フェノールが 満載されていた。

共に発火性の高い液体であり、もしものことがあれば大惨事はまぬがれない。

鉄道会社は必死に止めようとするが「777」はフルパワーで走行しているため、
止めるのは容易ではなかった。

しかし「777」が走行している同じ線路上に、
フランク・バーンズ(デンゼル・ワシントン)と
ウィル・コルソン(クリス・パイン)が乗る1206号があった。

一刻の猶予もならない事態であることを知った二人は、
会社の命令を無視して「777」を止めるべく追跡を開始する。

アンストッパブルの評価・感想

フランクとウィルの背景に引き込まれる

フランクとウィル、この二人をただのヒーローとして描かないところは、
さすがトニー・スコット監督。

フランクは会社から解雇通知を受けたベテラン機関士、
一方のウィルは会社に有力なコネがある新米車掌、
だけどこのウイル、訳あって裁判所から奥さんと子供に対して
接近禁止命令なるものを受けており、家族に会うことができないジレンマを抱えている。

二人の身の上話を必要最小限に抑えつつも、
互いの置かれている苦しい状況をうまく説明している。

二人は、互いをよく思ってはおらず、ベテランと新米という立場の違いなども、
あり、少々、険悪なムードを漂わせる設定、ある種、パターンだなとは思わせるが、
これが物語中盤から後半にかけて、観ている側にじわじわと効いてくるのだ。

それぞれが、家族を誰よりも大切に思っていながらも「777」の暴走を止めないと、
大勢の人の命が失われるという、危機的な状況の中、あえてその真っ只中に飛び込んでいく
ことで、互いを認め合い協力するという流れは、分かっていても引き込まれてしまう。

デンゼルワシントン・クリスパインの演技に注目

フランクを演じるのは、デンゼル・ワシントン、
2度のアカデミー賞の他、多数の賞を受賞していて
今さら説明の必要もないほどの俳優さんである。

知的な男役から、アル中でコカイン中毒という、
どうしようもない男役まで見事に演じきってしまう。

全ての出演作品を観ているわけではないが、
自分が観た作品はどれもいい作品に当たっている。

ウィルを演じるのは、クリス・パイン、
本作を観るまで名前も知りませんでした。

青い瞳が印象的な、イケメン俳優さんです。

出世作はスタートレックのカーク船長役で、
同シリーズの最新作が今年公開されて当然、主役を張っています。

今後、要チェックの俳優さんです。

ロザリオドーソン演じるコニーが強い

本作はフランクとウィルが主役であるが、
忘れてはならないキャラクターがいる。

コニー・フーパー(ロザリオ・ドーソン)である。

彼女は操車場長、つまりフランクたちの上司に当たる人物になる。

現場の責任者である彼女は、周りの意見に流されずに
冷静に状況を見極めて判断を下していく。

だから無能な本社の運行部長
オスカー・ギャルビン(ケビィン・ダン)の指示を無視して、
フランクとウィルの行動を勝手に承認してしまう。

もし、二人の身に何かあれば、全責任を自分がとる覚悟を決めている。

ある意味、フランクやウィルより男らしいと感じてしまう。

実は、ロザリオ・ドーソン、
ファンの間では有名な「トレッキー」(スタートレックの熱狂的ファンを示す)だそうです。

ということは、新しいカーク船長を演じたクリス・パインとの共演は、
さぞかし興奮したのではないでしょうか?

事故の実際の映像

本作の見どころの一つに、事故の模様がリアルタイムで
マスコミに報道されていることがあげられる。

マスコミのヘリコプターが「777」の上空を飛び、撮影をしているからだ。

当然、フランクとウィルが「777」を止めようとしている様子が、
そのままリアルタイムでテレビに流れることになる。

そしてその様子を家族が見て、心配するという
ハラハラドキドキな展開が繰り広げられる。

実際の事故の時のニュース映像を見ることができるので、
興味がある方は見てみてください。

実話が故のデフォルメ

5段階評価で星5です。

ごめんなさい、劇場で観た時の評価は星4.5です。

だけど、今は亡きトニー・スコット監督を偲んでの評価とします。

一応参考までに、劇場鑑賞時のマイナス要因を説明させてもらうと、
「777」を止めるために、鉄道会社は様々なことをしては、失敗を繰り返し、
死人まで出してしまいますが、
「もっと簡単に止められるんじゃね?」
というのが、それです。

実際の事故も2時間くらいで、解決しています。

もちろん、誰も死んではいませんし、一度の失敗もしていません。

それでは映画として盛り上がらないため、脚色したのはわかりますが、
やはりちょっと気になってしまいました。

ですが、あなたの貴重な時間を使ってでも、観る価値は十分にある作品です。

平凡な男たちが自らの命を顧みず、危険に立ち向かうその姿を
是非、その目に焼き付けてください。

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