ちはやふる-下の句-【ネタバレ】

ちはやふる-上の句-の続編、-下の句-はついに全国大会!

ここでは、新たな敵として松岡茉優さんが登場します。

今回の映画の見どころは、松岡茉優さんと言ってもいいかもしれません。

上の句では、千早の可愛らしさが前面に出ていたのですが、下の句では松岡茉優さんの京都弁とさばさばした性格でスパッとその場を切っていく雰囲気に魅了されてしまいます。

もちろん主人公は広瀬すずさんですが…今回は松岡茉優さんにも注目しつつ執筆してきます!

本記事はネタバレ・結末を含んでいますので、ご覧になる際はご注意ください。

「ちはやふる-上の句-」のネタバレ

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ちはやふる下の句のあらすじ

千早・太一・新は幼なじみ。いつも一緒にかるたで遊んでいたが、家の事情で新が引っ越し、はなればなれになってしまう。

高校生になった千早は、新にもう一度会いたい一心で、再会した太一とともに瑞沢高校“競技かるた部”を作る。

創部一年ながら、エース千早の活躍と抜群のチームワークを発揮し、なんとか強豪北央学園に勝利。

東京都大会優勝をなしとげた。舞台はいよいよ全国大会へ―。

新に東京都大会優勝を報告する千早に、思わぬ新の告白「かるたはもうやらん…」。

ショックを受ける千早だが、全国大会へ向けて仲間たちと懸命に練習に励む。

そんな中、千早は、同級生ながら最強のクイーンと呼ばれる若宮詩暢の存在を知る。

全国大会の個人戦で詩暢と対決する可能性がある。

新に「強くなったな」って言われたい、詩暢に勝てばもう一度新とかるたを取れるかもしれない…

『もうかるたはやらん』その真意を確かめる

全国大会に行くことを真剣佑さん演じる「綿谷新」に報告をすると、新からは

「もうかるたはやらん」

と告げられてしまいます。

その真意を確かめようと、広瀬すずさん演じる「綾瀬千早」と野村周平さん演じる「真島太一」は福井へと向かいます。

しかし、一緒にかるたをしようと言っていた新から「かるたをやめる」といわれた事に対しての不安とショックで、新に会っていいのか、自分は会いたいのかとぐるぐる思いを巡らせてしまいます。

そんな時…自転車で真横を通り過ぎたのは新でした。

お互いに気づき、一緒に振り返ります。

その時の映像はスローモーションでふわっと風が吹き抜けます。

見ているこちらも風が当たっているのかと思うくらい息をのんでしまいます。

しかし、そのあと新は千早を見たままだったので自転車で土手を下ってこけてしまい、千早もそれを追って土手を転がり落ちてしまいます。

千早の上に新が乗る状態で止まった二人…。

すごくいい雰囲気なのですが、千早は新の顔を見つめ、
「会いたかった…会いたかった」
と泣き出してしまいます。

上の句からの切なさがこみあげてきて、こちらまでほろりと涙が出てきてしまいました。

その後、新の家にお邪魔するのですが、新は千早に対してすごくそっけない態度をとります。

千早の「なんでかるたやらないの?」という問いかけに対しても、別の話題に変え頑なに拒みます。

しかし、それでも千早はもう一度かるたをしようと諦めず誘いますが
「名人なんかになってどうするんや」
と一言残し、それ以上を語ろうとはしませんでした。

そして千早は、新のお母さんからすべてを聞きます。

かるたの名人と呼ばれていた新のおじいちゃんが亡くなったということを。

新は、目指していたおじいちゃんが亡くなってしまったことのショック。

そして、これから自分がどうしていったらいいかわからないという感情で、かるたができなくなってしまっているということを。

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全国大会の練習をしよう!

せみの鳴き声と共に、上白石萌音さん演じる「大江奏」のかるたを読む声が聞こえてきます。

対戦しているのは矢本悠馬さん演じる「西田優征」(通称、肉まんくん)と森永悠希さん演じる「駒野勉」(通称、机くん)

上の句が詠まれ、二人は腰を上げかるたに手をかけるための準備をします

その時―――

バーーーーーン

と聞こえてきたのは吹奏楽部の楽器の音。

対戦していた二人は拍子抜けし畳の上を転げます。

夏はどこも大会がかかっている為、大きな音は仕方のないこと…ではあるのですが、かるたは最初の一言目の微妙な音が大事なので、どうにもお互い譲れないところなのです。

そこで、練習場所を変え府中白波会という、千早、新、太一が通っていたかるた会の練習場で行うことにします。

そして、今回の全国大会の作戦会議を始めていると、國村隼さん演じる「原田秀雄先生」から
「今回の大会ではクイーンもエントリーしている」
と聞かされます。

クイーンとはかるた会の中で一番強いとされる女性名人のことを言います。

現クイーンは、史上最年少でクイーンになり、千早と同じ高校生です。
千早は、新に子供の頃に言われた
「僕が名人になるなら、綾瀬さんはクイーンですね」
という言葉を思い出し、クイーンに興味津々。

原田先生にクイーンがどんなかるたをするのか聞くと…
「音のないかるた」
と言われます。

実際にクイーン戦の映像を見てみると、まるで札と指が糸でつながっているのではないかと思うくらい、詠まれた札だけを音もなくとる。

そのクイーンは松岡茉優さん演じる「若宮詩暢(わかみや しのぶ)」

このクイーン戦の映像で袴姿の松岡茉優さんが振り返りますが…その時の美しさ!

千早とはまた違った華やかさでクールな印象を受けます。

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千早がクイーンにこだわる理由

それから、千早の練習はクイーン戦のことばかり。

クイーンは左利きということで、唯一の左利きの机くんに勝負を挑みまくったり、机くんと練習ができないとなると、他の練習場にいって左利きの相手と対戦しアドバイスをもらう。

他のメンバーからすると、あくまでも全国大会では団体戦での優勝を目指す。

しかし、千早は左利きの選手との戦いの為…クイーンとの戦いの為に調整をしてしまっている。

そうなると本番ではそこを見抜かれて団体戦で負けてしまう。

だからこそ、みんなと同じように、今まで通り練習をしてほしいのです。

でも、千早は
「クイーンに勝てば新が戻ってくる」
そう思っていたのです。

今まで通り練習もするからクイーンとの戦いに備えたい。

千早は太一にお願いをしますが
「団体戦が優先だ」
そういって千早から離れていきます。

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名人の孫と現クイーン

新のおじいちゃんのお葬式に一緒に出席していたのは、現クイーンのしのぶでした。

ここで、松岡茉優さんの京都弁がさく裂します。

これは実際に映画を見ていただいたほうが、感じていただけると思うのですが…

元々きれいな発音の京都弁。

それを松岡茉優さんは少し低めの声で淡々と話し進めていきます。

そして、時には厳しくばっさりと新のことを窘めるのですが、突然今までのおしとやかさが嘘のように大声をあげたりもします。

大声を上げる理由…それは原宿限定おめかしダディタオル。

くまさんの絵が描かれたタオルなのですが…お世辞にもすごくかわいいとは言えません。

しかし、しのぶはそのキャラクターが好きでどうして新が持っているか問いただします。

新はあっけにとられながらも、友達の忘れ物と伝えると、また、おしとやかなしのぶに戻り
「その顔でダディベア好きやったら、ドン引くわ」
とばっさり一言。

その時の表情と、元に戻る瞬間の声の違いに度肝を抜かれ、一瞬ときが止まったように感じます。

その後、新のおじいちゃんを弔うために二人でかるたを始めます。

「しのぶれど
 色に出でにけり
 わが恋(こひ)は
 ものや思ふと
 人の問ふまで」

この詩が詠まれると、しのぶが札をとります。

その時の音は前作の上の句では聞いたことのない音でした。

パーンというはじく音ではなく、札が畳を滑るスーっという音。

今まで、聞いたことのない音だったからこそ、しのぶがすごく強いんだろうなと思わせる演出でした。

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クイーンを意識しすぎてしまう千早と、個人大会にエントリーする太一

瑞沢高校での千早達の練習。

太一とかなちゃん。
千早と肉まんくん。
詠み手は机くん。

太一とかなちゃんはアドバイスしあいながら練習していきますが、千早は一人の世界。

肉まん君が札をとったため、自分の陣地の札を千早に渡すのですがまったく気づかず素振りを続けます。

気づいたかと思えば、重要な札なのに右利きの相手にとっては取りやすい左側に置きます。

ここに置くのは相手が左利きの場合。

それほど、千早の頭の中は団体戦よりもクイーンと戦うことでいっぱいだったのです。

次の句を詠もうとしますが、また吹奏楽部の音で中断。
「白波会にいこっかな」
千早の小さなつぶやきをみんなは聞き逃しませんでした。

太一は休憩にしよっかというと、千早ちゃんは携帯を取り出しすぐに外に出ていきました。

それを見た太一は千早を追いかけます。

そこで太一は千早にこう伝えます。

「白波会に行きたければ行け。
 お前はもうチームに必要ない」

千早はその言葉を聞いて、無言で部室を後にしました。

それから、かるた部は千早抜きで練習を進めていくのですが、肉まん君は太一がいろんな個人戦に黙ってエントリーしていることに疑問を抱いていました。

そのことを太一につたえるのですが、うまく伝えられません。

そこで助け船だしたのはかなちゃん

「部長まで一人になるつもりですか?」

みんな、太一も千早も何も言わず一人で突っ走っているところが気になっていたのです。

一人じゃない、頼ってください、そう伝える肉まん君、かなちゃん、机くん。

とても胸がほっこりする瞬間でした。

それと同時に、仲間というものがどれだけすごいものなのか、大切なものなのかを教えられました。

部員から一人ではないということを教えてもらった太一。

千早が一人ではないと教えてもらったのは、宿敵の北央学園の須藤暁人でした。

「一人で戦っていると思うのは勝手だ。
 東京で果たすべき責任は、お前らだけのもんじゃないってこと忘れんな」

すごく重たい言葉ですよね。

たくさんの思いをもって全国大会に臨まないといけない。

果てしないプレッシャーではありますが、優勝したからこそ、優勝したものにだけが味わえるプレッシャー。

生半可な気持ちで臨んではいけません。

そんな熱い思いがこの言葉で伝わってきます。

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「ちはやふる」の意味

無事に全員が仲直りし、練習を再開させますがやはり気になるのが吹奏楽部の音。

そんな時にかなちゃんがいった言葉

「ちはやぶるというより、これはあらぶるですね」

この言葉に全員がきょとん顔。

もちろん、かるたをそこまで詳しく知らない私も同じくきょとんとしてしまいました。

この映画のタイトルにもなっている「ちはやぶる」この意味がいまいちわからないのです。

そして、それをしっかり見抜くかなちゃん。

駒を使って説明をしてくれました。

二つの駒を畳の上で回します。

一つは軸がブレブレで全体が大きく回ってしまっている駒。

もう一つは、重心が安定していてまっすぐ回っている駒。

「あらぶるは、乱暴で不安定なもの」
「ちはやぶるは、勢いが一点に集中したもの。」

なんとなくはわかるのですが…しっかりと理解できない部員。

ですが…この後、このちはやぶるが大きなカギとなっていきます。

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ついに全国大会

かるた会の甲子園。
近江神宮。

太陽の光が後光のように差し込む近江神宮の桜門。

きれいな朱色が興奮をさらに湧き立たせます。

本殿でお参りを済ませるといよいよ大会が始まります。

もちろん、水沢高校は袴。

今回の千早の袴は淡い朱色に様々な柄が合わさった少し大人しめにみえる袴でした。

第一回戦が始まり、部長の太一が全員に向けて掛け声をかけます。

全員が合わせて「おう!」といいますが千早だけ遅れて返事。

その後札をとったときに畳に倒れこむとそのまま意識を失ってしまいました。

次に千早が目を覚ましたのは、ホテルの部屋。

千早は熱が出て倒れてしまっていたそうです。

慌てて部屋の外に出ると、ちょうどメンバーが帰ってきたところでした。

土下座をして誤る千早。

しかし、全員晴れやかな顔をしていました。

なぜかというと、机くんは初の勝利!しかも二連勝を飾っていました。

優勝はできませんでしたが、全員が最高に納得のいく試合をしていたからだそうです。

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二日目は個人戦。個人戦こそ団体戦

二日目の個人戦はクイーンも参戦。

その登場は、会場全体をざわつかせるものでした。

もちろんクイーンだからざわついているのですが…もっとざわついた理由は服装。

クイーンはとてもおしとやかで、美人。

しかし、服装の趣味だけは異常にダサい。

緑のジャージにシャツはイン。

横かけの赤いチェック柄の水稲。

お世辞にもかわいいとは…松岡茉優さんだからとはいえ、かわいいとは言えませんでした。

そして始まった個人戦。

それぞれ階級ごとに部屋が分かれるので、千早、太一、肉まん君が同じ部屋。

かなちゃんと机くんが同じ部屋で行われました。

そしてそれを見に来ていたのは新でした。

新が見た個人戦。それは団体戦でした。

個人で戦っていたとしても、札が取れたら目を合わせ称えあう。

仲間が札をとれていないと感じると、
「瑞沢連取!」
と声を掛け合います。

周りからは、団体戦かよと小さく声が聞こえますが、それでもメンバー全員で声を掛け合いながら勝ち続けていきます。

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対戦相手はクイーン

千早はついにクイーンと当たります。

汗をタオルでふくと、しのぶが叫びます。

「そのタオル!!!」

新の家にあったダディベアのタオルは千早のものだったのです。

「すきなんですか!」

千早もテンションが上がりますが、しのぶは逆でした。

先ほどのテンションが嘘のように、静かに正座しなおし千早を見て一言

「あんたか」

このときの笑顔。見ているすべての人を凍らせたことでしょう。

ゾクッという言葉がぴったりだと思います。

素敵な笑顔なのですが、その裏には何とも言えない恐怖感がありました。

試合が始まると、最初はもちろんクイーンがどんどん先取していきます。

千早があっけに取られていると肩をたたかれます。

後ろを振り返ると太一がいました。

何か声をかけるわけではなく、ただ小さくうなずきます。

ここから千早は変わりました。

耳に髪の毛をかけ、詠み手の音を聞き、仲間の存在を感じクイーンから札をとります。

それに驚くクイーン。

しかし、試合は待ってくれません。

どんどん千早は札をとっていき、ついにあの札が詠まれます。

「千早(ちはや)ぶる
 神代(かみよ)もきかず
 龍田川(たつたがは)
 からくれなゐに
 水くくるとは」

太一も千早もこの札をとります。

そして、千早の札は観覧していたかなちゃんや、肉まんくん、机くんのもとに飛んでいきます。

かなちゃんが千早に札を渡すとき、ぎゅっと千早の手を握りました。

千早は小さくうなずくと静かに踵を返し戦いの場へ戻っていきました。

その後ろ姿は、まったくバタバタすることなく、しかし闘志はしっかりと熱く燃やしている。

「あれがちはやぶるだ」

そう確信した三人。

このときの映像は今までのみんなの頑張りや、仲間の大切さなど、その行動だけですべてが伝わるくらい大きな背中に見えました。

全然悲しい場面ではないのですが、気づいたら涙を流してしまっていました。

結果は千早が負けてしまいました。

クイーンのしのぶが会場を後にするとき、千早はしのぶの腕をつかみ
「楽しかったね!またかるたしようね!」
そう伝えると
「いつ?いつや?」
と、しのぶに聞かれ思わず
「クイーン戦で!!」
と答えました。

しのぶは無言で腕を振りほどき、その場を後にしました。

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クイーンからの挑戦状

しのぶが会場を後にすると、新がいました。

新は千早達のかるたをずっとみていました。

個人戦なのに、団体戦のようにお互いを励ましあう千早達。

千早が楽しそうにかるたをしていること。

自分に足りないもの…それを複雑な気持ちと切ない気持ちで感じ取っていました。

それをしのぶにも伝えます。

そんなしのぶから帰ってきた一言は

「あの子に伝えてや。はよあがってこいって」

この一言が鳥肌。

そして、次回作へのわくわく感が増しました。

松岡茉優さんの京都弁は覇気があるように感じます。

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新からの挑戦状

新が近江神宮を後にしようとしたとき、止めに来たのは太一でした。

そして、新は言いました。

千早はずっと小さいことから一緒にいる太一のものだと思っていた。

しかし、それは違う。千早は誰のものでもない。

そういうと、太一は
「忘れたのか?府中白波会は攻めかるただっていうこと」
お互いにしかわからない言葉で、お互いに宣戦布告をしたのです。

次回…クイーン戦

赤い袴姿の千早。

たくさんのシャッターの光。

会場に入るとそこには、新と太一が向かい合って座っています。

そして、千早の前に座っているのはクイーンのしのぶ。

落ち着いた紫の袴。

そして詠まれる「ちはやふる」。

映画はここまで…。

次回作!これは見なきゃいけない!という使命感にかられますね。

千早としのぶのクイーン戦も気になりますが、新と太一の恋の戦い。

最後の最後まで見逃せません。

そして、毎回新たな発見があるこの映画。

次はどんなかるたの世界に入っていけるのか、そこも注目しながら見たいものですね!

最後までご拝読いただきありがとうございました。

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